新作能 沖宮 OKINOMIYA

新作能 沖宮 OKINOMIYA

お知らせ

新作能「沖宮」DVDブック 魂の火 - 妣なる國へ (公演録より改称)

『新作能「沖宮」DVDブック 魂の火 -妣なる國へ』(求龍堂)の刊行が6月10日に決まりました。

 

(以下、求龍堂ウェブページより引用)

 

 

< 新作能「沖宮」DVDブック 魂の火 - 妣なる國へ >

 

 

神よ、われらを救いたもれ

石牟礼道子の言葉に乗せて

志村ふくみの色がまたたく

東京公演の初映像化

 

新作能「沖宮」の舞台スチール写真集に加え、東京公演DVDが付属したDVDブック。

DVDの監督は志村ふくみの映像作品「Colors of Life」の牛島悟郎。

DVD本編は、東京公演舞台映像、特典映像として天草島原風景、志村ふくみ・洋子・昌司、能楽金剛流インタビューを収録。

舞台スチール写真集は、京都公演舞台写真、原作あらすじ、詞章等を収録。

 

【 新作能「沖宮」公演 】

2011年の東北の大震災をきっかけに、水俣病を描いた小説『苦海浄土』で世界的に評価をえている作家・石牟礼道子と、染織の無形重要文化財保持者・志村ふくみは、現代日本への危機感を募らせ、次世代に残したい最後のメッセージを新作能「沖宮」に託した。

発案から7年。石牟礼が逝去した年、本公演は志村家のプロデュース、石牟礼の後援者、チケット購入で応援する一般の賛同者の支援により実現した。

本公演は日本中から注目をあび、熊本以外のチケットは即日で完売となった。

国立能楽堂で行われた東京公演は、美智子皇后陛下が公式に観覧され、現代に誕生した新作能として、日本の美の最高峰といえる能楽である。

 

【 新作能「沖宮」あらすじ 】

新作能「沖宮」は石牟礼の育った天草を舞台に、戦に散った天草四郎と生き残った幼い少女あや、そして、人々の死と再生の物語である。

干ばつに苦しむ村のために、雨の神である龍神への人柱として亡き天草四郎の乳兄妹であるあやが選ばれる。

緋の衣を纏ったあやは、舟に乗せられ一人沖へ流されていく。やがて稲光とともに雷鳴が轟き、あやは、天青の衣を纏い現れた天草四郎に導かれ妣なる國である“沖宮”への道行きが始まる。

 

●日英併記(一部)

 

<目次>

【 DVD 】

本編 舞台映像 新作能「沖宮」 東京公演(国立能楽堂)

特典映像1 原作のイメージ映像 天草・島原の風景

特典映像2 インタビュー(志村ふくみ・洋子・昌司、能楽金剛流)

 

【 舞台スチール写真集 】

○京都公演スチール(金剛能楽堂)

○テキスト

・原作あらすじ

・詞章(和英併記)

・詞章について、中村健史(能楽研究者)

○寄稿

・金剛永謹(能楽金剛流・宗家)

・中村桂子(JT生命誌研究館館長)

・早川敦子(津田塾大学教授)

・若松英輔(批評家・随筆家)

・米本浩二(石牟礼道子資料保存会研究員)

・志村洋子(染織家)

・志村昌司(アトリエシムラ代表・新作能「沖宮」プロデューサー)

 

原作/石牟礼道子

衣裳/志村ふくみ

DVD監督/牛島悟郎

舞台写真/上杉遥

 

237×164mm 上製本 80頁(舞台スチール写真集+公演映像DVD)

 

【公演情報】

新作能「沖宮」

日時:2018年10月6日(土)

会場:水前寺成趣園能楽堂(熊本) ≫

日時:2018年10月20日(土)

会場:金剛能楽堂(京都) ≫

日時:2018年11月18日(日)

会場:国立能楽堂(東京) ≫

※本書は本公演の公式DVDブックです。

 

 

 

 

詳細は、求龍堂オンラインストアをご覧ください。