【文庫化】遺言 ——対談と往復書簡
< 志村ふくみ・石牟礼道子「遺言 ——対談と往復書簡」 >
「遺言――対談と往復書簡」がちくま文庫として刊行されます。
ちくま文庫
ISBN978-4-480-43531-6
定価(本体価格950円+税)
筑摩書房
東京都台東区蔵前2-5-3
未曾有の大災害と原発事故ののち、自らの仕事の根本が揺らぐように感じた染織家・志村ふくみが、
長年交流のあった作家・石牟礼道子へ手紙を送って始まった往復書簡。
折しも、石牟礼は、生涯最後の作品として、新作能を構想しているところでした。
新作能の衣裳を志村に託し、新しいよみがえりを祈って紡いだ新作能「沖宮」は遺作となりました。
一日一日が最後のような日々の中で交わされた往復書簡と二度の対談は、
次世代へ遺した二人からのメッセージです。
文庫化に際し、志村ふくみ監修の能衣裳のカラー写真も収録。
解説は、二人の交流をよく知る志村洋子と新作能「沖宮」上演のプロデュースをしている志村昌司。
こちらの書籍は、筑摩書房のウェブサイトや、
アトリエシムラ Shop & Gallery 京都本店、東京・成城からもご購入いただけます。